10/06 婚活参考編(津山の春①)

私は、高校生の時から通っている理容室があります。
そこは、夫婦で経営されていて店舗付住居を30年
前に購入されて現在に至っています。
二人のお子さんは大学まで行き、今はお二人とも
立派に成人され、誰でも知っている企業で活躍され
幸せな家族を築いています。
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今日は、このご夫婦の取り持ったご縁のお話をしたいと
思います。
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理容室は、人通りが多い商店街や駅前にあるわけでなく、
駅からも遠い、人通りの少ない場所にあります。
でも、条件的に不利なこのお店が30年以上も営業を
続けている理由は、このお店のご夫婦の人柄、誠実さ
へのファンがたくさんいるからです。
私もその一人です。
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私が独立して結婚相談所を始めた時も、非常に喜んで
いただき、今も
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「うちは、レジェンデの営業担当ですよ」
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と、まで言っていただいてます。
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先日、お店に行って色んな話しをしていたら姉さん
(オーナーの奥さん)が・・・
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「そういやあ30年前、仲人したことあってんで。」
「ええっ、30歳代で仲人したんですか?」
「そうやねん、岡山県津山市に実家がある子がな、
学生(下宿)の時から来てくれててんけど、
その子がな、26歳になった12月にな・・・」
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◇30年前の12月初旬の日曜日◇
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「あんた、正月は実家に帰るんか?」
「はい、けど・・・」
「けど?」
「けど、お見合いの話があって・・・」
「お見合い、よかったやん。」
「でも、断ったんです。」
「断った?」
「はい。」
「それで元気ないんか?」
「そうじゃなく、お見合いを断った理由として」
「理由?」
「今、彼女がいるからって言ったんです」
「彼女がおったら、しょうがないね」
「いや、彼女いないんです」
「まあ、お見合いしたくないから、嘘言ったんや」
「はい、そしたら両親が『彼女、連れて来い!』って
言われたんです。」
「ありゃ!、それは大変やん」
「はい・・・」
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と話していたら、兄さん(オーナー)が姉さんに・・・
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「あのな、〇〇さんこないだ来てくれたやろ?」
「〇〇さん?、うん」
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〇〇さんとは、兄さんの店に来て、非常に気に入ってくれて
常連さんになった第一号のお客さん。しかも旧家の奥さん
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「〇〇さんとこの娘さん26歳やねんけど、ええ人おらんか?
って言われてんねん」
「ほう!」
「その娘さんと会ってみたらどうや?」
「そうやんな?、■■くん、どう?」
「ええっ?」
「そうや!善は急げや、今から〇〇さんに電話するわ!」
「えっ?でも・・・」
「正月に、彼女連れていかなあかんえんやろう」
「はい・・・でも・・・」
「男やったら、はっきりしろ!」
「はい・・・、お願いします・・・」
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兄さんは、すぐに〇〇さんへ電話して■■くんの話をしたら
”家に来てください”と言われました。
兄さんは、仕事なので今日の夜に〇〇さんのご自宅へ■■くん
を伴って行くことになりました。
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婚活参考編(津山の春②)へ、つづく・・・
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