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お祭りが復活できたら・・・
「うごく七夕」山車生還 津波に耐えた1台発見 陸前高田
KOL net より
豪華な装飾の山車が練り歩く岩手県陸前高田市高田町の夏祭り
「うごく七夕」で昨年、最優秀賞に輝いた長砂地区の山車が、
がれきの中から見つかった。
装飾などは津波で破壊されていたが、土台部分が津波に耐えた。
山車は地区の宝とも言え、住民らは「生還」を喜んでいる。
高田高西側の公民館そばで、住民が発見した。
山車は本来3.6メートルの高さだが、屋根部分が壊れ、
約2メートルの柱4本や車輪など土台の骨組みが残った。
以前、使っていた長砂地区の法被20着も見つかった。
山車は公民館近くの酒屋の蔵に保管されていたが、津波で
約100メートル流されたらしい。
長砂地区の山車は昨年、地元産のケヤキ、ヒノキを使い、
40年ぶりに造り替えた。
長砂地区が最優秀賞を受けたのは初めてだったという。
製作を指揮した建設業柴田見さん(41)は
「仲間たちのアイデアと愛情が詰まっている。よく津波に耐えた」
と感慨深げに語る。
80年以上の歴史を持つうごく七夕は毎年8月7日、高田町の
地区自慢の山車12台が街に繰り出す。高台の地区に保管されて
いた山車3台は無事だったが、残り9台のうち長砂地区を
除く8台は全壊・流失したという。
長砂地区の会社員福田紀雄さん(41)は
「今年の祭りの開催は、街のがれき処理もあり難しいかも
しれない。多くの人が家族や仲間を失ったが、祭りが
復活すれば市全体で楽しめるようにしたい」
と話す。
うごく七夕と並ぶ陸前高田市の夏祭りで、4台の山車が激突する
「気仙町けんか七夕」も山車が津波の被害を受け、開催が困難視
されている。
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