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こいのぼり、元気伝えて 被災地に笑顔をお届け
KOL net より
◎寄せ書きで被災地応援/東京の住民グループ
東日本大震災の被災地を励まそうと、東京都江戸川区南葛西の
「なぎさニュータウン」の自治会が29日、メッセージ入りの
こいのぼりを作った。30日から5月5日まで団地で揚げる。
団地住民のほか、地震で液状化現象が起きた千葉県浦安市から
招いた子どもたち計約420人が集まり、住民が寄付した
約6メートルのこいのぼり2匹に
「子どもの笑顔は明日への力」
と大きく記した。
うろこ部分には、一人一人が
「希望の光は必ず見えてきます」
「できることを一生懸命やります」
などと寄せ書きした。
自治会は毎年、古里の思い出を満喫する四季折々の催しを開いて
いる。震災で4月の行事を自粛したが、こいのぼり実行委員長の
坂井孝司さん(64)の両親が仙台出身で、妻弘子さん(63)も
仙台にゆかりがあることから、東北にエールを送る内容に変えて
端午の節句を祝うことにした。
坂井さんは
「被災地にこいのぼりを贈ることも考えたが、迷惑になるかも
しれないので控えた。私たちにできる方法で、少しでも
勇気と力が湧くメッセージを伝えたい」
と話している。
◎岩手・山田町に100匹/北上から出張
桜の開花時期に合わせて例年、北上市展勝地公園近くの北上川に
こいのぼりを設置している同市の市民団体が28日、被災地の
岩手県山田町にこいのぼり約100匹を飾り付け、被災者たちを励ました。
震災への配慮などから、北上川へのこいのぼり設置が見送られたの
を聞き付けた山田町の宮司佐藤明徳さん(49)が、北上市観光
協会と市民団体「北上川に鯉(こい)のぼりを泳がせる会」に
働き掛けて実現した。
会のメンバー約20人が、避難所にも近い山田町役場隣の駐車場
などにクレーンを使ってこいのぼりを飾り付けると、近くの
保育所園児たちから「わあ、大きい」などと歓声が上がった。
泳がせる会の高舘博人会長は
「元気に泳ぐこいのぼりを見て、被災者に少しでも元気になって
ほしい」
と話した。
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