新聞より・・・
NHK「週刊こどもニュース」を長く担当していた
池上彰さんの「知のギャップ」についてエピソード。
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「○○大学の学生14人が冬山に登ったところ、
雪が深くて降りられなくなってしまいました」
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という遭難のニュースの原稿に、子供達は
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「何でわざわざ寒くて危険な山に登るの?」
「大学生の冬山登山」
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は、大人は知っているが多くの子供は知らない。
誰でも知っているという思い込みが、コミュニケーション
不全を招く。
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「○○大学のワンダーフォーゲル部という山登りを
楽しむクラブの学生14人が、クラブ活動で冬山に
登ったところ、雪が深くて降りられなくなってしまいました」
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と書き換えたそうです。
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「人によって違うこのギャップにどこまで気づけるか。
それは相手に対する気配りや思いやりと言っていい」
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と池上さんはおっしゃています。
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私事ですが、人から教えを乞う時に、専門用語羅列で
全く理解出来ない場合が多々あります。
質問したら
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「そんなのも分からないの?」
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分からないので再度説明してもらっても、同じことを
言うのです。
だから分からないまま行動して失敗して、
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「教えただろ!」
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と怒られたりもしました。
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「教えた」
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というより
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「言い放った」
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だけなんですよね。
全く私には伝わってないのです。
年下の男性ですが、専門用語を易しく言い換えて、
基礎から応用へ順序立てて話してくれ、合い間には
理解しているか確認してくれた方がいらっしゃいました。
本当に分かりやすく、そして、分かったからこそ、
そのことに対してもっと掘り下げて知りたいという欲求が
出たことがあります。
その方は、
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「伝えようとしているのに、伝わらないと意味ないよね」
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と言っていましたが、本当に紳士だと思いますし、尊敬します。
私も、そのように心がけたいと強く思いました。
その方は今、土地家屋調査士さんとして活躍されています。
池上さんが話されている「伝える力」が備わった方なんですよね。
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先日お見合いをした女性会員さん。
お相手は趣味がゴルフの方。
次の日・・・
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「お断りします」
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と女性の答え。
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「ゴルフは未経験で・・・」
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と、お伝えしたのですが、ずっと、ゴルフの話しで、
こちらはチンプンカンプン。
お相手の方はとても楽しそうに話されているので、止めることも
出来ず、困りました。
ゴルフについて、私にも分かるように、興味が出る様に話して
くれたら、
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「私もいつかゴルフをご一緒したいと思っていましたが・・・」
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お見合いで緊張されていて、共通の話題も無いなかの会話なので、
自分の得意分野について、ついそういう話し方になったのでは?
と私は言いましたが、
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「第一印象は大切です。この先も、こういう話し方をする方と
一生一緒に居るのは嫌です。」
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とキッパリ。
確かにそうです。
お見合いは、少ない情報からお相手の性格やら相性を
探っていきます。一生のパートナーを探すお見合いという席で、
お相手に自分の事を伝わって欲しい、自分を理解してほしい